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「南国土佐を後にして」 [映画]

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〔1958年/日本〕


ムショから出てきた原田譲司(小林旭)は、
服役中、慰問に来ていたペギー葉山が歌った、
「南国土佐を後にして」を聞き、
心を入れ替え、
心機一転出直すために、
故郷の高知に帰る。


高知では、母が待っていたが、
恋人の春江(浅丘ルリ子)は、
春江の父の借金のカタに、
ヤクザと結婚させられそうになっていた。


早く仕事を見つけ、
春江を助けなければ、と就職した譲司だが、
前科がバレ、クビになってしまう。


高知で仕事をするのは無理だと悟った譲司は、
東京に戻り、
就職活動に奔走する。


しかし、東京には、
譲司をもう一度ヤクザに引き戻したい
親分・会津(二本柳寛)がおり、
決まった就職をことごとく潰してゆく・・・。





一人高知県映画祭3本目。


ペギー葉山さんのヒット曲、
「南国土佐を後にして」をテーマに、
堅気になりたいと苦悩する青年を
小林旭さんが好演。


この映画の小林さん、
本当にカッコいい。
今まで見た小林さんの映画で、
私は一番好き。


「渡り鳥」みたいな無国籍映画より、
現実にありそうな話を
普通に演じる小林さんがリアルで
感情移入もしやすい。


小林さんは、
高知に残してきた恋人・春江を深く愛しているんだけど、


兄の昔の恋人の妹から、
めちゃくちゃアプローチされる。
「あなたに恋人がいてもいいの。私を抱いて」
てなもんである(笑)。


でも、
絶対に絶対に相手にしない。
どんなに迫られても、
「やめてくれ」と拒否。


すごいわぁ。
据え膳食わないのよ。
女が食ってもいいと言っているのに、
口も開けないのよ。
男の恥と言われても、
気にしないのよ。


私は映画の中で、
男が据え膳食ったって、
別にどうって事もなく観ている方だけれど、
この映画に限っては、
小林さんのストイックさに感動しちゃって(笑)。


小林さんと浅丘さんが
ひしと抱き合う場面が何度もある。


このお二人、
1960年頃、映画をきっかけに同棲を始めたと
書かれているけど、
つまりはこの映画の頃は既に、
恋人同士だったと考えていいのかしら。


どうりで息もピッタリだと思ったわ(笑)。


評価 ★★★☆☆

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