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「pk ピーケイ」 [映画]

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〔2014年/インド〕


インドのある地方に、
大きな宇宙船が現れ、
一人の宇宙人が降り立つ。
彼は全裸で、ネックレスだけを身に付けていたが、
泥棒にそれを奪われ、
途方に暮れてしまう。


一方、
ベルギーに留学している
インド人の女の子・ジャグーは、
パキスタン人の青年と恋に落ちる。
ジャグーの父親は、
パキスタン人との交際など絶対に認めないが、
2人は勝手に結婚を決める。
結婚式の当日、ジャグーは教会で彼を待つが、
彼からの別れの手紙を受け取り、捨てられた事を知る。


インドに戻ったジャグーは、
テレビ局に就職。
面白いネタを探していた所、
大きなラジカセを持ち、
チラシを配っている男と遭遇。
彼こそが、
ネックレスを奪われた、あの宇宙人なのだ。


pk(酔っ払い)と呼ばれるその男が
配っていたチラシには、
「神様は行方不明」と書かれており、
取材を始めるジャグー。
pkが奪われたネックレスは、
宇宙船を呼び寄せる装置で、
それがないと、宇宙に帰れないのだと言う・・・。





試写会で観た。


大大大傑作のインド映画、
「きっと、うまくいく」の↓
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2013-06-23
監督と主演俳優さんが再びタッグを組んだ作品。


大抵のインド映画がそうであるように、
これも2時間半と長く、
試写会じゃなかったら、
会社の帰りに観る事はなかっただろう。
つまらなかったらどうしよう、
眠くならないかな、
などと、ちょっと気になったけど、
とても面白く、
そんな心配は杞憂に終わった。


インドに降りてきた宇宙人と、
ベルギーに留学している女の子。


まるで無関係そうなこの2人が
一体どこで出会うのかと、
その設定にワクワクしながら観ていたら、
なるほど、そういう事ね、と、
無理のない流れに納得。


なんといっても、
pkを演じるアミール・カーンがいい。
ポスターに、
「この男に、常識は通じない」と書かれているけれど、
常識知らずでイライラさせられるというわけでなく、
何も知らない、無垢な赤ちゃんと言った方が近い。


そりゃあそうだ、
彼は地球の決まり事など何も知らないんだもの。
服を着る意味も、
お金の意味も、
さらに言葉も。


そんな彼が、
インドで様々な経験をするうちに、
大変に疑問を感じる問題にぶつかる。
それが宗教。


私の勝手なイメージだけど、
インドは宗教に熱心な国だと思っていた。
しかし、どうやら、
テレビなどで宗教を扱うのはタブーらしい。
なんだ、日本と変わりないじゃないか。


しかし、少なくとも、
日本より、宗教に対する意識は高かろう。
こんな映画が作られること自体、
インド人の意識に、
少しずつ、変化が起こっているのかも、
などと考える。


ラストも、上手くまとまっている。


評価 ★★★★☆

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