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「SFソードキル」 [映画]

SFswordkill.jpg
〔1984年/アメリカ〕


1500年代。
日本の武将・ヨシミツ(藤岡弘、)は、
敵に追い詰められた挙句、
妻を殺され、
自身も湖に転落し、息絶える・・・。


現代日本。
洞窟を探検していたカップルが、
氷漬けのヨシミツを発見する。
彼はロサンゼルスに運ばれ、
リチャーズ博士により、
蘇生術が施される。


ついに生き返ったヨシミツだが、
リチャーズの助手に刀を盗まれそうになり、
殺してしまう。
そのまま街に出た彼は、
老人に絡んでいるチンピラを殺し、
警察に追われる羽目に。


ヨシミツの唯一の味方・女性記者のクリスは、
彼を古美術商・タカギの店に匿うが、
リチャーズが居場所を嗅ぎ付け、
やって来る。


リチャーズの車に乗せられた
ヨシミツとクリス。
リチャーズはヨシミツを殺そうとしている。
彼の運命は・・・。





日本人の武将が、
現代のアメリカで蘇えるという、
荒唐無稽とも思われるストーリーだけれど、
意外と違和感なく観られる。
それほど変じゃない。


これは、
藤岡弘、さんが、日本人として初めて、
アメリカの俳優組合の組合員になった作品だそうで、
藤岡さんの名前のあとに「、」を付ける
きっかけとなった映画でもあるそうだ。


500年前の日本人が、
現代アメリカに蘇ったら、
うんうん、確かにそんな感じかもしれないな、と思える様子を
藤岡さんがきちんと演じておられる。


テレビや車を見た時のショックや、
聞いた事もない言葉。
SFの概念さえない彼にとって、
それはもう、
途方もない出来事で。


サムライ精神はいい。
今を生きる私でも、
男女に関係なく、
何か日本人的な良い出来事を見聞きすると、
「これぞサムライの行いだ」と思う事がある。
そういう時は、
日本人で良かったぁと、思う瞬間。


それにしても、
自分たちが勝手に蘇らせておいて、
都合が悪くなると、殺せばいいという考え方の
現代人にはげんなり。


ヨシミツが人を殺したのだって、
ちゃんと理由があるというのに。


そういったお話は、映画では多い。
例えば、分かりやすいのは、「キングコング」とか。
人はなんて勝手なんだ。
私も人の事は言えないけれども。


評価 ★★★★☆

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