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「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」 [映画]

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〔2015年/オランダ〕


オランダの貴族・ヤーコブ(イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ)は、
幼少時に父親を亡くしたショックで、
一切の感情を持たないまま成長してきた。


そんな彼を愛し、心配してくれた母が死ぬ。
もう生きている意味などない。
自死しようと、様々な方法を試みるも、
邪魔が入ってばかりで中々実行できないヤーコブは、
車で出かけた海沿いの断崖で、
殺人らしき光景を目撃する。


現場に落ちていたマッチ箱に書かれていた、
ベルギーの謎の会社に行くと、
なんとそこは、
「あの世への旅立ちをお手伝い」してくれる代理店だった。


社長のジョーンズから薦められるまま、
「サプライズコース」を選んだヤーコブだが、
同じ時、店に来ていた、
アンネ(ジョルジナ・フェルバーン)と出会い、
彼女と会う度に、
生きる意欲が湧くようになる。


しかし、「サプライズコース」は解約不可。
彼を殺そうとする手が迫り、
2人は逃げ回る羽目に・・・。





自殺願望のある男が、
「旅立ち代理店」(旅行代理店ではない(笑))に
自分の死を依頼するも、
恋に落ちた事から、
死から逃れようとする物語。


やっぱり恋のパワーはすごいなぁ。
灰色だった今までの人生が
バラ色に輝いて、
死さえ乗り越えてしまうんだから。


ただ、
たとえ恋をしなくとも、
私から見たら、
ヤーコブの人生は羨ましいと思うんだけど(笑)。


貴族の彼は、
それはもうビックリするような
家に住んでいる。
いや、あれは家ではなくお城。
私は、物欲はあまりないけれど、
家には強く心惹かれてしまう方だから、
素敵なヤーコブの家を、
うっとりするような気持ちで見ていた。


死にたい願望のある彼は、
使用人たち全員に解雇命令を出す。
すると、ぞろぞろと沢山の人たちが、
庭から外に向かって歩き出す。
気になって、急いで数えてみたら、
約20人!


彼の金持ちっぷりを表すのに、
沢山の高級車の場面などがあるけれど、
車より使用人の数の方が、
私には分かりやすく、
とても面白く感じた。
だって、20人って、普通じゃないでしょ(笑)。


「旅立ち代理店」では、
自分の死をお願いするわけで、
その願望を聞き入れてくれる。
例えば、
釣りの好きな人なら、
釣りをしている最中に死ぬ、みたいな。


私だったらどうするだろうと考える。


この映画の例からいくと、
私の場合、映画館の椅子で、
映画が終わったら死んでた、というのが
理想かなぁと思う。
ただ、他のお客さんの鑑賞を妨げるのは
絶対に嫌だから、
(自分もされたくない)
あくまでも眠るように、ね(笑)。
まぁ、それもこれも、架空の話だから
面白いって事で。


評価 ★★★☆☆

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