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「嵐が丘」 [映画]

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〔1988年/日本〕


中世の日本。
山を司る一族の、東の荘の主・高丸(三國連太郎)は、
薄汚れた浮浪児の少年を連れて帰ってくる。


鬼丸と名付けられた少年は、
下男として東の荘に住み込む事になる。
高丸の息子・秀丸(萩原流行)は鬼丸を嫌うが、
娘・絹(田中裕子)とは親しくなる。


東の荘の女は年頃になると、
巫女になる為に、都へ行かねばならない。
それを嫌がった絹は、
同じ山に住み、東の荘の分家で、
敵対する西の荘に嫁げば、都に行かずに済むと考え、
西の荘の長男・光彦(名高達郎)の元に行く。


怒った鬼丸は、
東の荘を出て、行方が分からなくなるが、
数年後、金持ちになって戻ってくる。
そこから鬼丸の復讐が始まる。





最近、続けて観た「嵐が丘」の舞台を日本にして描かれた作品。


でも、これはいま一つ。
ヒースクリフに当たる鬼丸演じる松田優作が、
なんでそんなに頑張っちゃってるのか分からないくらい、
力んでいて、
他の出演者たちの演技も、必要以上に仰々しく、
逆にこちらが白けてしまう。


そもそも、鬼丸がそこまで復讐心に燃える理由が分からない。
絹は、特に鬼丸を裏切ったというわけではなく、
都に出るより、山にいる方がマシという理由で、
光彦と一緒になる。


それに、高丸は、長男の秀丸より、
鬼丸を自分の跡取りにと考えるくらい、
目を掛けている。
これでは復讐する動機が見当たらない。


絹は光彦に嫁ぐ前夜、
鬼丸と初めて結ばれるのだけれど、
そのラブシーンが、とっても変(笑)。
何であんな不自然な形なのか。
色々、映るとマズいからか?(笑)


原作がある物を、
時代を変えたり、国を変えたりして、映画化するのは、
面白くて好きなんだけどな。


例えば、フランスのコデルロス・ド・ラクロ原作の、
「危険な関係」。
これも、色々な国で何度も映画化されているけれど、
その度に面白い。


元々はフランスの宮中の物語だけれど、
フランスはもちろん、
(「危険な関係」数本、「華麗な関係」、「恋の掟」などなど)
現代アメリカの高校生が主人公になったり、
(「クルーエル・インテンションズ゙」)
ペ・ヨンジュン主演で韓国宮廷を舞台にしたり、
(「スキャンダル」)
果ては、にっかつロマンポルノ版(!)まであるらしい。
(これは未見(笑))。


何が言いたいのかって、
つまり、舞台を日本にしたからつまらないのではなく、
映画自体がつまらないという事じゃないのかな。
不必要なエピソードが多すぎだし。


評価 ★★☆☆☆

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