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「PARKER パーカー」 [映画]

PARKER2.jpg
〔2013年/アメリカ〕


ある遊園地の事務所に、
数人の強盗が押し入り、
売上金150万ドルが強奪される。


この完璧な計画を立てたのは、パーカー(ジェイソン・ステイサム)。
しかし、仲間の1人のせいで、
一般人から被害者を出してしまった事に
怒ったパーカーは、
次の仕事を持ち掛けられるも断り、
それがメンバーたちの逆鱗に触れてしまう。


殺されかかったパーカーだが、
なんとか一命をとりとめ、
復讐のため、
メンバーがいるフロリダへ行く。


メンバーが高級住宅地・パームビーチを
根城にしていると知った彼は、
大富豪に扮し、
不動産会社の営業の女・レスリー(ジェニファー・ロペス)に、
案内してもらうフリをし、
アジトを突き止める・・・。





ジェイソン・ステイサム演じる主人公・パーカーが
不死身すぎて(笑)、
有り得ないながらも、面白いアクション映画だと思う。


冒頭の、遊園地の金を強奪する場面から緊張する。
綿密に練られた作戦。
それが一つでも狂うと、
計画は失敗するわけで、
観ているこちらまでドキドキする。


それにしても、
現金を奪う映画って、
どうしてこうも、犯人側に肩入れして
観てしまうんだろう。
「早く、早く」と思ってしまう。


特にパーカーは、
一般人には絶対に負傷者を出したくないらしく、
なんだか安心して観ていられる。
(これは彼の優しさではなく、
 警察の捜査が厳しくなるから、との理由らしいけど(笑))。


パーカーが、ホテルルームで
殺し屋と対峙する場面には、ビックリ。
彼と殺し屋は、派手な争いをするのだけれど、
なんとパーカーの手のひらに、
殺し屋のナイフが突き刺さり、貫通する。


そして、パーカーはナイフをそのままの状態で、
ベランダにぶら下がるのよ。
本来なら、痛そうで、
怖ろしい場面なんだろうけど、
そこまでいくと、まるでコント(笑)。
ちょっと笑っちゃった。


家を見るのが大好きな私としては、
フロリダの高級住宅が見られたのも楽しかった。
なにせ、ジェニファー・ロペス扮する、
不動産屋さんの案内付きだもの(笑)。
自分がこの豪邸を買ったら、なんて想像したりして。


評価 ★★★☆☆

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「泥棒番付」 [映画]

doroboubannduke.jpg
〔1966年/日本〕


「俺の泥棒としての実力を番付するなら、差し詰め横綱」
そう自負する佐渡八(勝新太郎)は、
幕末の混乱期に大阪界隈を荒らし回っていた。


新選組の池田屋の騒動で、
世間が大騒ぎしている中、
渡し船で次の場所へ向かった佐渡八は、
船着き場で警戒網に引っかかっり、
与力・田中松次郎(内田朝雄)にしょっぴかれてしまう。


ところが、田中から佐渡八へ、不思議な申し出がされる。
同じ牢に入っている若者・清七(青山良彦)と一緒に、
改心してうどん屋でも経営しろ、と言うのだ。


言われた通り、
京都で店を出した佐渡八と清七。
経営も軌道に乗り始めた頃、
今度は田中から言われて来たという、
若い女・お慶(小林哲子)が加わり、
三人体制となる。


田中の目的は何なのか・・・。





勝新太郎演じる大泥棒。
彼の魅力的なキャラクターもあって、
泥棒といっても、全く憎めず、
むしろ「頑張れ」と言いたくなるような作り。


ラスト近く、
大量の小判を盗んだ佐渡八がとった行動は圧巻で、
「ひゃ~」と独り言言いながら、
真剣に観ちゃったよ(笑)。


それから、泥棒稼業だけでなく、
切ないような三角関係がある。


佐渡八と清七とお慶。
佐渡八は、秘かにお慶を愛するようになるのだけれど、
自分より清七の方が彼女に相応しいと思い、
その気持ちを押し隠す。


隠すどころか、
お慶に手を出そうとしない清七に、
「俺が夜、一人で店に出ている間、お前は何をしてるんだ!?」と
発破をかける始末。


その後、お慶の気持ちは佐渡八にある事が分かるのだけれど、
彼女の恋情を聞いて、
きわどい所までいっても、
一線を越える事はなかった佐渡八。
うーん、勿体ないような、それで良かったような(笑)。


佐渡八には、「ふくみ針」という、
口の中に入れた針を、敵に向けて吹き出す技(?)があるのだけれど、
あれって、現実に可能なのだろうか(笑)。


鈍くさい私だったら、
針を自分の口の中に突き刺すか、
下手したら飲み込んじゃって、
大変な事になる気がするんだけど(笑)。


評価 ★★★☆☆

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「涙でいいの」 [映画]

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〔1969年/日本〕


高原の牧場で育った美人姉妹、
千秋(稲垣美穂子)と千春(松原智恵子)。
千秋は父の牧場を継いでいるが、
千春は東京の大学に進学し、下宿している。


千春が里帰りしてくるが、
どうしても千秋としっくりいかない。
幼い頃からいつも姉と比べられて育った千春は、
姉には負けたくないという気持ちが強かった。


姉は数年前、婚約者を山の遭難で亡くすという不幸があって以来、
独身を通している。
そんな姉の所に、
東京から、カメラマンの曽根(御木本伸介)が訪ねてくる。


姉へのライバル心と、曽根への興味から、
東京で曽根に近づく千春。
しかし、姉と曽根との間にある秘密を知ってしまい・・・。





松原智恵子さん演じる千春の
性格の悪さに、
よくこんな役を引き受けたなぁと、
逆に感心(笑)。


自分の故郷である田舎を小馬鹿にし、
姉には異様なライバル心を燃やし、
幼馴染の浜田光夫には酷い言葉を投げかける。
観ているこちらが困っちゃうくらい、困った女の子(笑)。


しかも彼女の、
カメラマンの曽根に対する行動は、
どう見てもストーカー。
曽根がどんなに嫌がっても、
彼の家に上がり込んで、
勝手に衣服を持ち帰って洗濯したり、
家の前で待っていたり、
私だったら、通報するわ(笑)。
当時は、ストーカーという概念がなかっただろうから、
何事もなく済んだのだろうけど。


登場人物たちが突然歌い出すのも笑える。
大勢の人々が踊り出す場面もある。
その様子は「ウエストサイド物語」ソックリで(笑)。
「ウエストサイド」は、世界的に大ヒットしたとは聞いているけれど、
こんな日本の小作品にまで影響を与えていたのね。


浜田光夫が相手役なら、
千春を吉永小百合さんが演じていたら
どうなっていただろう。
もう少し、おきゃんな雰囲気が出ていた気もするけど、
まぁ、それは誰にも分からないって事で。


評価 ★★★☆☆

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「浮気の季節」 [映画]

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〔1959年/日本〕


お人好しの人事課長・桐野(益田喜頓)は、
もうすぐ定年。
妻を亡くした彼は、3人の娘たち、
直子(吉行和子)、
マキ(中原早苗)、
桃子(沢村みつ子)を
男手一つで育ててきた。


娘たちは定年後の桐野を心配し、
なんとか再婚させようと、
桐野の誕生パーティの席に、
水商売のママ・君子(奈良岡朋子)を連れてきて、
さり気なく見合いさせる。


一方、桐野の会社の社長・印藤(小川虎之助)は、
息子の良平(赤木圭一郎)がストリッパーと結婚すると言い出し、
困り果てていた。
良平にストリッパーを紹介したのが、
自分の会社の社員・宮本(岡田真澄)と知った印藤は、
宮本をクビにしろと、桐野に命令する。


仕方なく宮本に解雇通告した桐野だったが、
実は宮本は、直子と恋仲で、
娘たちは社長の言いなりになった桐野に怒りを隠せない・・・。





タイトルは「浮気の季節」だけれど、
浮気をしている者など誰もいない(笑)。


益田喜頓さん演じる、
ちょっと呑気な父親と、
彼の娘たちをめぐる、
軽い恋愛物語。


恋愛に関しては特筆すべき点もないけれど、
今だったら有り得ない、
とんでもない場面があった。


桐野の次女・マキは、
テレビ局に勤務しているのだけれど、
そのテレビ局では、
最近起こった銀行強盗の犯人を独自に調べ、
隠しカメラで、そやつの様子を撮影している。


で、そのフィルムをテレビで流し、
「この男を知っている者は5分以内に連絡ください。
20万円の賞金を差し上げます」という番組を作る。


さらにマキは、
直子に電話をかけさせ、
彼女が20万円を受け取れるように仕向ける。


テレビ局の社員が強盗犯人を知っていながら、
警察に届けないのも駄目だけど、


妹が賞金を受け取れるようにするってのも、
絶対に駄目よね。
今、こんな事があったら、
世間からどれだけ糾弾されるか分からないわ(笑)。


赤木圭一郎さんが、
社長のドラ息子役を演じている。
赤木さんの映画は、
数本しか観た事がないけれども、
この映画の彼は、
長嶋一茂氏に、容貌が少し似ていると思った(笑)。


評価 ★★★☆☆


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「藤十郎の恋」 [映画]

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〔1938年/日本〕


元禄十一年。
京の町に、江戸から狂言師・中村七三郎とその一座がやって来る。


何かと派手好みの京都の人々に、
江戸の芝居は最初は合わず、
客も不入りであった。
しかし、七三郎の演技に脅威を感じている者があった。


それは、京都で絶大な人気を誇る俳優・坂田藤十郎(長谷川一夫)。
藤十郎の不安は的中し、
七三郎の評判は日に日に上がり、
客は皆、そちらへ流れてしまう。


焦った藤十郎は、近松門左衛門(滝沢修)に会い、
新しい脚本を書いてほしいと頼む。
仕上がってきた作品は素晴らしい出来であったが、
その分、演じるのが難しく、
藤十郎はもだえ苦しむ。


そんな中、彼は、
馴染みの料亭の女将・お梶(入江たか子)の酌で酒を飲んでいるうちに、
ふとある事を思い付き、実行してしまう。
それが後で、最悪の結果を招くとは、
その時は想像もせずに・・・。





昨年の11月に、
同じ長谷川一夫さん主演の
1955年版「藤十郎の恋」を観た時の感動は忘れない。


とにかくもう、
長谷川さんの凄さや、
お梶を演じる京マチ子さんの演技、
そして、ストーリーの面白さに、
夢中になったものだ。


あちらがリメイクなら、
こちらはオリジナル。
長谷川さんは、二度も同じ物語を演じられたという事は、
やはりこの藤十郎の役に魅せられたのであろうか。
そして、オリジナルで表現しきれなかった、心残りを、
リメイクでリベンジされたのだろうか。


というのも、
私には、このオリジナルは、
リメイクほどの凄味は感じられなかった。
映像が古いというのもあるし、
お梶を演じた、
京マチ子さんと、入江たか子さんの、
雰囲気の違いなのかもしれない。


それとも、もしかしたら、
私自身の問題か。


今年になって、
私の周囲で、
あまりにも色々な事があり過ぎて、
今、頭の中が飽和状態(笑)。


嬉しい事で忙しいので、
困っているわけではないのだけれど、
人って、あまりにも考える事があると、
どんなに好きな事でも
頭がお留守になってしまうのね(笑)。


映画を観ていても、
考えなくてはならない事が
どうしても思い出されて、
脳内がグルグルしてしまう。


早くこの嵐が過ぎ去らないかな。
少し生活が落ち着けば、
また映画に集中できると思うのだけれど。


評価 ★★★☆☆

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