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「アメイジング・スパイダーマン2」 [映画]

amazingspiderman2.jpg
〔2014年/アメリカ〕


高校を卒業したピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、
スパイダーマンとしてニューヨークの安全を守りながら、
恋人・グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)との愛を
順調に育んでいた。


グウェンは巨大企業・オズコープ社で働き始めるが、
社長が亡くなり、
御曹司で、ピーターの友人でもあるハリー(デイン・デハーン)が
新社長となる。


ハリーは、父の持病を受け継いでおり、
治癒の為に、
スパイダーマンの血液が必要だと考えるようになる。


一方、オズコープ社の電気技師・マックス(ジェイミー・フォックス)は、
社内で大変な事故に遭い、
電気を操れるモンスター・エレクトロに変身してしまう。
彼は崇拝していたスパイダーマンを憎むようになり、
両者は対峙することに・・・。





待ちに待ったアメイジング・スパイダーマンの第2弾。


見応え十分。
クライマックスのスパイダーマンとエレクトロの対決は、
見入ってしまって、
143分という長い時間を感じさせない。


このシリーズの好きな所は、
アクションシーンと並行して、
人物の描写が中々優れている所。
ピーターが、失踪した父の気持ちを知る場面などは、
とても感動的だし、
父からピーターを任されたメイおばさんが、
ピーターを叱る場面なども、
本当にその気持ちが分かるので、
うなずいてしまう。


グウェンとの関係も揺れている。
彼らはお互い愛し合ってはいるけれど、
これからの人生に向けて、
まだまだ勉強が必要だと考えるグウェンは、
ある決断をし、ピーターは戸惑うばかり。
一昔前だったら、男女が逆だった気がするけど、
時代は変わったもんだ(笑)。


予備知識ゼロだったので、
今回の敵がジェイミー・フォックスだと知って、
驚いたやら嬉しいやら。


平凡だった彼は、
ある日、偶然スパイダーマンから声を掛けられ、
有頂天になるも、
人々から尊敬されるスパイダーマンに、
嫉妬とも羨望ともつかない気持ちを抱くんだな。
(可愛さ余って憎さ百倍ってやつだ)


で、エレクトロに変身して、
スパイダーマンと対峙するんだけど、
彼が一番反応する言葉は、「必要」。
「お前が必要なんだ」と言われると、
すぐその気になってしまう。
あぁ、人って誰もが誰かから必要とされたいんだよね、
分かるなぁと、思いながら観る。


電気を自在に操れるエレクトロが、
ニューヨーク中の電気を消してしまうんだけど、
病院や空港の管制塔が混乱する場面で、ちょっと涙が出た。
震災の時、計画停電を経験して、
電気の無いという事が、どれだけ生活に支障をきたすのかは、
日本人ならよく知っている事だもの。


何度も書いているけれど、
私はアンドリュー・ガーフィールド君が大好き。
(いい年して(笑))
ただ、やっぱり、彼の年で、
大学生はちょっと苦しいかな(笑)。
このシリーズが終わったら、
今度は大人の役を見てみたい。


共演をきっかけに恋人同士になったという、
エマ・ストーンとのキスシーンにはドキドキした(笑)。
しっかし、アメリカってすごいよね、
高校の卒業式のステージ上で、
みんなが見ている中、キスしちゃうんだから。
日本だったら、大ごとだ(笑)。


評価 ★★★★☆

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「ネスト」 [映画]

nest.jpg
〔2009年/アメリカ〕


妻が男と去り、
1人で子育てする事になった小説家・ケビン・コスナーは、
心機一転出直すために、
森に囲まれた大きな一軒家を買い、引っ越してきた。


娘・イバナ・バケロは思春期で難しい年頃。
息子・ガトリン・グリフィスは7歳で
バケロが反抗的な様子が理解できず戸惑っているようだ。


ある日、家の外で遊んでいたバケロとグリフィスは、
土を盛り上げた、塚のようなものを見つける。
その日からバケロは、
泥だらけで帰ってくるようになり、
心配したコスナーが寝室に様子を見に行くと、
藁人形を握りしめて眠っている事に気付く。


どんどん変わってゆくバケロに不安を覚えたコスナーは、
原因が家と塚にあると考え、
不動産屋に詰問。
すると、その家では過去、ある出来事があった事が分かり・・・。





ケビン・コスナーの、
デビュー30年記念作品と書かれているけれど、
うーん、困った(笑)。


ごめんなさい、面白くない。
コスナー初のホラーという事だけれど、
全然怖くない。


それから、コスナーの動きが、
とっても鈍臭いの・・・。
(繰り返すけれど、ごめんなさい)
何かある度に、慌てた様子で駆け付けるんだけど、
なんというか、「キレ」がない。
もっさりしてて、モタモタしてる。
年齢のせいもあるでしょうけれど。


コスナーの息子が7歳ってのも、
絵的に違和感がある。
親子に見えない。
50歳近くで出来た子って事?
それで妻に逃げられたんじゃ、
父ちゃんも大変だ(笑)。


良かったのは、
「パンズ・ラビリンス」で主演した、
イバナ・バケロを久し振りに見られた事。
「パンズ~」から3年後の映画なのに、
ずいぶんお姉さんになっていた。
子供の成長って早い。


もう少し、親子の情愛が深く描かれていたら、
入り込めたかなと思う。
ラストもあまりにも悲しい。
自分の見間違いかと思って、
そこで巻き戻して確認しちゃったくらい。


評価 ★★☆☆☆

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「マグダレンの祈り」 [映画]

magdalenenoinori.jpg
〔2002年/イギリス〕


1964年。アイルランド。


マーガレット(アンヌ・マリー・ダフ)は、
従兄に凌辱され、
「清らか」でなくなったという理由だけで、
“マグダレン修道院”に入れられてしまう。


同じ日に修道院に入った少女は他に2人いた。
バーナデット(ノラ・ジェーン・ヌーン)は、孤児院出身で、
美しすぎるが故、少年の気を引いたという「罪」、
そしてローズ(ドロシー・ダフィ)は、
父親のいない子を産んだ「罪」。
ローズの両親は彼女を恥じ、
子供はすぐに里子に出されていた。


修道院で寝起きする多数の少女の境遇は、
どれも似たり寄ったりで、
厳格なシスター・ブリジット(ジェラルディン・マクイーワン)の元、
過酷な労働をさせられている。


ウーナ(メアリー・ミューレイ)という少女が脱走するも、
父親に連れ戻され、
シスターに髪を刈り上げられる。
建物の全てのドアには鍵が掛けられ、
修道院とは名ばかりの監獄状態。


3年前に男の子を産んでここに入った、
クリスピーナ(アイリーン・ウォルシュ)は、
姉が裏門に息子を見せに来るのを、
遠目に見る事を最大の喜びとしていたが、
様々な出来事の挙句、
神父に性的な奉仕をするようになってしまう。


一生こんな所にいたら、
気がおかしくなってしまう。
バーナデッドはローズを誘い、
逃亡する事を決心し・・・。





先日書いた、「あなたを抱きしめる日まで」のコメント欄で、
この映画をご紹介いただき、
とても興味を持ち、早速借りてきた。


「あなたを~」は、
未婚の母となり、修道院に入れられた女性の
後日譚がメインのお話だったけれど、
こちらは修道院の生活そのものが描かれている。


宗教の事はよく分からないけれど、
こういった類の映画を観る度に、
禁欲的すぎるというのは逆に、
なんて性的なんだろうと思ってしまう。


シスターたちは、
「全ての欲望は罪」みたいな事を言うけれど、
自分だって、親に欲望があったから
生まれてきたんじゃないの?と聞いてみたくなる。
その辺りは、自分の中でどう折り合いを付けているんだろう。


シスターの一人などは、
少女たちを全裸で並ばせて、
体の品評会をして喜んでいる。
その様子のおぞましさったら。
「お前、どんだけストレス溜まってんだよ」と言いたくなる。
そんな事してる暇があったら、神様を捨てて、
男でも作ったら?って。
(この発言もセクハラですかね。でも正直な気持ち)


その点、神父の方が、
男ゆえ、直接的な肉体接触に持ち込むだけ、
分かりやすい。
(それでも最悪だけど)


神父とクリスピーナの関係を知ったマーガレットは、
お仕置き半分、悪戯半分な感じで、ある事をする。
すると2人は大勢の人が見ている前で、
とんでもなく恥ずかしい事態に陥ってしまう。
(あれはないわ(笑))
観ているこちらは、多少溜飲が下がるという作り。


少女たちを矯正させるのが本来の目的である修道院だけど、
あんな所にいたら、
余計におかしくなりそうだ。
バーナデットは、病気になった意地悪な古参の女に、
酷い言葉を投げかけている。
どんどん性格が荒んでいくようだ。


シスター・ブリジットがある事で困っている時、
ローズはその解決方法を知っているけれど、
わざと教えない。
シスターが日頃から彼女たちに優しくしていたら、
ローズだって、そんな事はしないだろう。
日頃の言動は、
最終的に自分に返ってくるのだと思わずにはいられない。


マグダレン修道院は、
90年代半ばまで運営されていたそうだ。
そんな最近まで・・・
と驚いてしまう。


評価 ★★★★☆

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「シェイド」 [映画]

shade.jpg
〔2003年/アメリカ〕


ガブリエル・バーンとタンディ・ニュートンは、
恋人同士でもあり、詐欺コンビでもある。


次の仕事に取り掛かるに当たって、
若き天才ギャンブラー・スチュアート・タウンゼントと組み、
ある人物を陥れ、
カジノで大金をせしめる。


しかし、手に入れた金が、
盗まれたマフィアのボスへの上納金だった事から、
返金しなければならない事態に陥る。


金なんか、とっくに無い。
困った3人は、
伝説のギャンブラー・シルベスター・スタローンに
勝負を挑むのだが・・・。





騙し、騙され、
裏切り、裏切られ、という、
詐欺師同士の攻防を楽しんだ。


途中で何度も話が回転し、
観ている私も騙されている事に気付くという、
まぁ、詐欺物に有りがちな話ではあるけれども、
「そうだったのか!」と思わされる内容は悪くない。


詐欺物は特に、
これから観られる方にネタばらしになってしまうので、
詳しい粗筋が書けないのだけれど、
ある大スターが、大変に贅沢な使われ方をしているのには驚く。


そして、いよいよ、
御大・シルベスター・スタローンとの大勝負。


彼の筋肉馬鹿なイメージは、
この映画では封印、
そろそろ引退を考える、伝説のイカサマ師を、
カッコ良く演じている。
(それが観たくて借りてきた(笑))


ポーカーを知らないので、
その辺りが不安だったけれど、大丈夫。
ルールを知らなくても、
緊張感と雰囲気だけで十分楽しい。
(ポーカーに詳しい方には、物足りないというご意見もあるようだけれど)
あれがポーカーじゃなくて、
ババ抜き、七並べでも、
同じだった気がする(笑)。


賭け金の多さも凄い。
一度の賭けに8万ドルも使ってしまう。
そんな事に驚くような気の小さい私には、
やっぱりギャンブルは無理だと思わされた場面。


ラストのラストまで驚かされる。
鈍い私は、
オチが全然読めなかったわ(笑)。


評価 ★★★☆☆

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「透明人間」 [映画]

toumeiningen.jpg
〔1933年/アメリカ〕


吹雪の夜。
ある田舎町の酒場に、
1人の男がやって来た。


なんとか一晩泊めてほしいという男の姿は、
帽子を深くかぶり、夜だというのにサングラス。
その不気味な風体に、
にぎやかだった酔客たちは無言になる。


一方、ある科学研究所では、
失踪した所員・グリフィン(クロード・レインズ)の事が
話題になっていた。
特に所長の娘・フローラはグリフィンを愛しており、
心配でたまらない日々。


酒場の二階に部屋を借りた男は、
部屋に薬品を並べ、
何やら研究をするようになった。
宿賃が溜まり、怒った主人が部屋に入ってゆくと、
彼は服を脱いだ。
服の下には何もなかった。
そう、彼は秘密の研究で開発した薬を自分に打ち、
透明人間と化したグリフィンだったのだ。


その後、グリフィンは、
世界征服を企み、悪行三昧。
姿が見えないせいで、
警察の包囲網も全く役に立たない。
彼を捕まえる事はできるのか・・・。





様々なモンスターの中でも、
もしかして、透明人間って最強?と、
DVDを観ながら思った。


だって、姿が見えないのよ(笑)。
腕力は普通でも、
捕まる事はないから、
どんな事でもやりたい放題。


自分が透明人間になったら何がしたいかなぁと考える。
おそらく多くの男性が考えるような、
性的な方面に行く事はないし、
(ケビン・ベーコンの「インビジブル」で、そのような場面があった)
物欲もあまり無いし、
やっぱりお金関係かな(笑)。
あとは、映画をタダで観まくるってくらい。
(全て犯罪だ(笑))


透明人間になると、
食べた物は、体を透かして
消化の過程が見える仕組みだというのだけれど、
ちょ、ちょっと待って。
尾籠な話で申し訳ないけれど、
消化した、その後の物は見えないの?
それはもう、体の一部と見なされるの?・・・


・・・と、くだらない事を考えたけど、
そうか、消化してゆくうちに、
体液と混ざって、透明化してゆくという事なのでしょうね、たぶん。
(どうでもいい(笑))。
そういえば、ジョン・カーペンター監督の「透明人間」では、
お腹に入った食べ物が透けて見える様子が、
描かれていたっけ。


この映画は、数々ある透明人間物の、
最初の作品のようだけれど、
その特撮技術に感心する。


80年前の映画なのに、
不自然な感じが殆ど無く、
お洋服だけが動いたり、
無人の自転車が走ったり、
透明人間が椅子に座るとクッションが沈むといった事まで
表されていて、
芸が細かい。


温厚だったグリフィンが、
薬のせいで凶暴になって、
人殺しから、列車の転覆まで、
子供のいたずらのように実行してしまう流れは、
もう絶望的で、
どんな方法なら彼を捕えられるのだろうかと、
フィクションながら、考えてしまった。


グリフィンを演じたクロード・レインズは、
ずっと包帯巻きのサングラスで、
顔が見られるのはほんの一瞬だけ。
俳優としてつまらなくなかったのか、
それとも案外楽しんでいたのか。


評価 ★★★★☆

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