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「闇を裂く一発」 [映画]

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〔1968年/日本〕


オリンピックの射撃競技出場を控えた警察官、
本多修一(峰岸徹)ら若い3人が、
本庁に呼び出された。


子供を人質に、逃走している
凶悪犯・手塚(佐藤允)を追って、
見つけ次第、
最悪の場合、射殺してもいいと言うのだ。


本多たちは、
それぞれ、ベテラン刑事と2人1組となり、
手塚を追う事になった。


本多は、江森刑事(露口茂)と共に、
手塚の郷里・三崎に赴く。


江森の捜査方法に、
最初は反発していた本多だったが、
次第に、彼の仕事に対する姿勢に
共感を覚え・・・。





1968年の映画ではあるが、
70年代の刑事物の雰囲気があって、
面白い。


それは、特に、
露口茂さんが、
ベテラン刑事を演じているというのが
大きい気がする。


露口さんというと、
なぜ、「太陽にほえろ」のイメージが、
特別強いのだろう。
あれだけ沢山の俳優さんが、
あのドラマで刑事を演じていたのに、
露口さんを見ると、
「あ、太陽にほえろだ」と思ってしまう。
(他の人は、思わない)
それは私だけなんだろうか。


ただ、この映画での露口さんは、
「太陽にほえろ」のイメージより、
もう少し融通が利かないというか、
ちょっとヒネている。


そして、
「刑事の勘」云々と、
ベテランらしい事を言うには言うんだけど、
それが外れてしまうんだな。
刑事の勘って、
映画やドラマで、
何度聞いたか分からないくらい
聞いているけれど、
外れた場面って、あまり観た事がない気がして、
なんだか珍しくて。


さらに、露口さん流の、
拳銃を持った犯人に対する
説得方法があるんだけど、
それも失敗しちゃってるし。
まぁ、主役は峰岸徹さんだから、
仕方ないけど。


その峰岸さん、
射撃の名手なのだけれど、
犯人を見つけたのに、
拳銃を撃つのをためらって、
逃げられてしまう場面がある。


その理由というのが、
「ここで人を殺してしまったら、
 オリンピックに出られなくなるかもしれないと
 頭をよぎって」と。


偶然とはいえ、
終わったばかりの、
平昌オリンピックが頭の中でかぶって、
面白かった。


ここで峰岸さんが言うオリンピックとは、
メキシコ大会との事。
確かに調べてみると、
1968年のオリンピックは
メキシコで開催されている。


いつの時代も、4年に一度の大会に賭ける
アスリートの気持ちは、
同じだったんだなぁと思ったりもして。


評価 ★★★★☆

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コメント 1

裏・市長

う~わ~…「濃い」なぁ~、顔が。(お前が言うな)。

なんか、どいつもこいつも脂っこいなぁ(お前が言うな)。

いかにも、「昭和の人」。…だよね(お前が言うな)。


やはり、露口茂さん=太陽にほえろ!かぁ。
そらぁ、あの人の代表作だからなぁ。
あの人の悪役ってあんまり見た事がないわ。

よく「イメージが固まっちゃうから」と、
特定の役で呼ばれるのをいやがったりする人が
いるけれど、あれって贅沢な話だと思うわ。

世の中のほとんどの俳優、女優が
「代表作」と呼べるものすらないままに
消えていくのだもの。

そう思えば、道でいきなり「ファミマ!」なんて、
指差されたりするのはイヤだったが、
今考えると幸せなことだったのかも…。
まぁ、若かったからね・・・。


「ここで人を殺してしまったら、
 オリンピックに出られなくなるかもしれない」。

!!現代人に欠けているのはコレや!。
すぐ衝動的に人を傷つける。
で、捕まってから「そんなつもりではなかった」。

行動を起こす前に、ほんの少し考えるゆとりを
持たないといけない。

例えば、人様のブログのコメント欄に書き込む時にも、
「送信ボタン」を押す前に一回考えてみる。

この内容で本当にいいのだろうか?、
誰かを傷つける言葉を書いていないだろうか、
このような表現は誤解を招かないだろうかと…。

ボクなんかいつも、こちらに書き込む際は、
細心の注意を払って、こうつぶやきながら
送信ボタンをクイックするよ。

「今日はこのぐらいにしておいてやらぁ!」。

by 裏・市長 (2018-03-06 21:59) 

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