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「だまされて貰います」 [映画]

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〔1971年日本〕


東北のある村に、伊賀良太郎(植木等)という男がやって来た。
政治家の秘書を名乗る良太郎は、
村の男・忠作(加藤茶)と、
忠作が惚れているハーフの娘・花子(小山ルミ)に、
「ここの村に、近いうちに新幹線が通る」と言い、
さらに、村人全員もそれを信じる。


良太郎が東京に帰った後、
騙されている事に気付いた村人たち。
しかも彼は、花子に、
「一緒に父親を捜してやる」と言い、
連れていってしまう。
忠作は怒り、2人を追いかけて、
自分も東京へ行く。


良太郎は、発明家・早川源内(谷啓)と知り合い、
源内が、
「ガソリンによる公害をなくす薬」の
研究をしている事を知る。
良太郎は、それを、
「水をガソリンに変える薬」だと勝手に吹聴し、
それを聞きつけたアメリカの企業から、
契約の話が持ち上がる。


アメリカに飛んだ良太郎、
アメリカに父を捜しに行った花子、
花子を追いかけて、これまたアメリカに行った忠作。
ハワイ、ニューヨークを舞台に、
ドタバタドタバタ・・・。





クレージーキャッツの映画も、
後半になると、
植木等さんが主役なのは変わらないけど、
もれなく加藤茶が準主役で出てくるという、
クレージーからドリフへシフトしようとする、
時代の流れ(単にナベプロの思惑か(笑))がよくわかる。


ただ、植木さんが、どんなに過剰な演技をしても、
どこかスマートに見えるのに対して、
加藤茶の演技は、ひたすらくどい(笑)。
世間がそういうものを求めた時代だったのか。
2人の質感が違うので、
同じ画面に収まっていても、
ピッタリ息が合っている・・・というほどではない。


他の、植木・加藤のコンビ映画では、
加藤が故郷を捨て、上京し、
植木さんがそれを追いかけるといったパターンが多いけど、
本作では逆。


さらに、物語は進んで、
ハワイ→ニューヨーク→ラスベガスへ。
本当に当時のナベプロは勢いがあったのね。
めっちゃ贅沢。


そして、広いアメリカで、
加藤茶は、
探している植木さんを必ず見つけるという(笑)。
有り得ないけど、
まぁ、こちらも、最初からそんなものだと思っているので、
特に文句はない(笑)。


加藤茶は、恋焦がれている小山ルミとも、
ニューヨークの公園でバッタリ再会。
その後、互いの気持ちを確認し合った2人が可愛かった。


クレージーキャッツの映画を観るようになった時、
個人的に、
メンバーの中で石橋エータローさんが一番気に入って、
彼を観るのが楽しみだったのだけれど、
70年に脱退してしまったのが残念。
喧嘩別れなどではなく、
病気が理由だそうだ。


評価 ★★★☆☆

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コメント 4

raomelon

1971年、中学生でした^^
クレイジーキャッツ懐かしい~と思いながら
石橋エータローさんの記憶が全くありません^^;
by raomelon (2017-07-06 23:21) 

裏・市長

クレージーキャッツはね、「品がある」のよ。
ドリフターズも同じくバンドからはじまって、
音楽を取り入れたコントだったりしたけれど、
クレージー=大人向け
ドリフ=子供向け・・・そんな印象が強い。

ドリフはもう小学生男子が
大好きなキーワードの連発だもの。

「うんこチンチン」。

って、もうギャグでもなんでもない。
ただ、小学生男子が一番好きなものを
2つ並べただけ。

しかし時代は常に流れてゆくのだな。
「ひょうきん族」でたけし、さんまがやってきて、
鶴太郎がアツアツのおでんを食べさせられるの。

最近はさらに進化して、
芸人は何もせずにただ並んで座って、
VTR見て、感想言うだけ。

もしくはひとりを標的にして、
その人の欠点を
あげつらって、皆で攻める。

これって「突っ込み」とか
「おいしいなぁ」とか言うけど、
「いじめ」とちゃうんかいな。

テレビに出ている人はいいねん。
それで稼いで暮らしてるんだから。

でも、見てる側って、
そのノリを学校や会社に持ち込むじゃん?。
まったく悪気はなくても、
される側はいじめだと感じないだろうか・・・。

今の芸能界に足りないのは、
他者に対する、いたわりの心、愛情ではなかろうか。

と、いつもコメント欄からじわじわと、
管理人をいじめているボクが言っても
説得力0.2%ですけどね。




by 裏・市長 (2017-07-07 02:20) 

青山実花

raomelonさん
コメントありがとうございます。

石橋エータローさんは、
クレージー映画の中で、大抵オカマの役で、
それがとっても可愛いんです♪
raomelonさんにも、観てほしいくらいです~^^

by 青山実花 (2017-07-08 17:48) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

裏・市長さんがまさか、
ご自分のご意見に、説得力が0.2%もあると
自信を持っておられたとは、
心底ビックリいたしましたわ。

毎日毎日、執拗に書かれる嫌がらせコメントに、
私がどれだけ世間の皆様から同情されている事か。
私の身を案じてくださるメールが、
一日平均26通は届いているのですよ。

それを、どの口で、
「他者に対する、いたわりの心、愛情ではなかろうか。」
などと、白々しい事が言えるのか。
もっとわたくしに、
深い愛情を持ってほしいものですわ。


確かにドリフターズは、
子供向けだったかもしれませんね。
そして、そんな彼らに飽きてきたころに
出てきたのが、ビートたけし。
もう何度も書いていますが、
私は彼が芸能界一好きです。


テレビをつまらなくなったのは、
どんなに突発的に起こったように見える出来事も、
実は全てに台本があるのだと
知ってしまったからなのだと思います。
少なくとも、私はそうです。
芸人さんが話す、自身の身に起こったエピソードも、
話盛り過ぎだと感じる事が多く、
白々しいばかりで、
テレビを観る事さえ、もう殆どないのです。

だから、台本のない「事件」、
たとえば、豊田真由子さんのような人物に、
大変な魅力(あえてそう言う)を感じるのです。
(好き嫌いは別です)
あれは、本当に大笑いさせていただきました。

by 青山実花 (2017-07-08 17:49) 

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